在宅診療医 内田賢一 奮闘記

三浦半島の根本である逗子・葉山及び横須賀、神奈川で在宅診療行っています。長らく血管障害を中心として脳外科医として働いてきましたが、自分のキャリア後半戦は自分の大好きな湘南の地の人々が本当に自宅で安心して医療受け過ごせるお手伝いをできたらと考えております。自身の医療への思いや分かりにくい医学の話を分かりやすく科学的根拠に基づき解説して参ります。

2025-02-20から1日間の記事一覧

ポリファーマシーの功罪~薬は少なければ少ないほど良い

ガスター等のH2ブロッカーを長期間使用することで、高齢者の認知機能が低下するリスクが報告されています。これは中枢神経にもH2受容体存在することが、その理由です。ただし、こうした薬剤は脳内への移行はしにくいのですが、腎機能障害などにより排泄が遅…

栄養管理を科学する16

アルブミンの落とし穴? 下図が示すように、血管内の水分量でアルブミン値が変化します。 心不全などでは、見かけ上のアルブミン値が低下します。 脱水などでは、逆に見かけ上のアルブミン値が上昇します。 You Tubeにて在宅診療の知識を学んでみませんか?☟…