在宅診療医 内田賢一 奮闘記

三浦半島の根本である逗子・葉山及び横須賀、神奈川で在宅診療行っています。長らく血管障害を中心として脳外科医として働いてきましたが、自分のキャリア後半戦は自分の大好きな湘南の地の人々が本当に自宅で安心して医療受け過ごせるお手伝いをできたらと考えております。自身の医療への思いや分かりにくい医学の話を分かりやすく科学的根拠に基づき解説して参ります。

2023-04-03から1日間の記事一覧

薬剤性のパーキンソン症候群

パーキンソン病は、中脳黒質のドパミン神経細胞の変性を主体とする進行性の疾患です。診断に関してはMIBG心筋シンチグラフィーと呼ばれる、心臓の交感神経の状態を診る検査を行う場合もあります。これは、MIBG(メタヨードベンジルグアニジン)というノルエ…

がん緩和ケア+在宅医療医に必要ながん治療に関する知識を科学する 1

在宅医療医においてがん終末期治療 いわゆる がん緩和ケアに関するトレーニングは必ず行わなければなりません 私自身も現在において緩和ケア病棟へ定期的に勉強しに行っております 但し、がん緩和ケア病棟の治療をそのまま在宅医療に持ってこれない場合もあ…