在宅診療医 内田賢一 奮闘記

三浦半島の根本である逗子・葉山及び横須賀、神奈川で在宅診療行っています。長らく血管障害を中心として脳外科医として働いてきましたが、自分のキャリア後半戦は自分の大好きな湘南の地の人々が本当に自宅で安心して医療受け過ごせるお手伝いをできたらと考えております。自身の医療への思いや分かりにくい医学の話を分かりやすく科学的根拠に基づき解説して参ります。

2025-03-31から1日間の記事一覧

「先生、あとどれくらいですか?」というご家族の問いに

在宅医療の現場で、ご家族からよく聞かれるご質問のひとつに「先生、あとどれくらいですか?」という言葉があります。 そんな時、私は「患者さんは最期の瞬間まで“聞こえて”います。どうか、そばにいてあげてください」とお伝えするようにしています。 とは…

「先生、あとどれくらいでしょうか?」—予後予測と家族への説明

在宅医療の現場で、ご家族から最も多く寄せられる質問のひとつに「先生、あとどれくらいでしょうか?」という問いがあります。 このような場面では、まず「患者さんは最期の瞬間まで聴覚は保たれていると考えられています。ぜひ、そばで声をかけながら過ごし…

栄養管理を科学する56~成分栄養剤はどうやって分類すればいいの?

「成分栄養剤っていろいろあるけど、どうやって分類すればいいの?」そんな疑問を持たれる方も多いと思います。 実は、成分栄養剤にはいくつかの分類方法があり、用途や目的によって使い分けられています。下図にその代表的な分類方法をまとめましたので、ぜ…