在宅診療医 内田賢一 奮闘記

三浦半島の根本である逗子・葉山及び横須賀、神奈川で在宅診療行っています。長らく血管障害を中心として脳外科医として働いてきましたが、自分のキャリア後半戦は自分の大好きな湘南の地の人々が本当に自宅で安心して医療受け過ごせるお手伝いをできたらと考えております。自身の医療への思いや分かりにくい医学の話を分かりやすく科学的根拠に基づき解説して参ります。

がん緩和ケア+在宅医療医に必要ながん治療に関する知識を科学する 100

膠芽腫の治療とりわけ、化学療法に関して詳述します

N Engl J Med 2005; 352:987-996にて発表されたStuppレジメンは衝撃的な内容でした

それまで数十年間殆ど変化の無かった膠芽腫の治療において生存曲線を10-20%押し上げるものでした。

またそれ以外の治療としても下記のものが臨床応用されはじめています

  • ベバシズマブ(VEGF抗体)
    脳浮腫を改善
  • 電場腫瘍治療システム
    『Novo TTF』
    頭部に電極を装着して治療する:保険適用外、高額
    行われている

#脳腫瘍で在宅医が注意すること

膠芽腫の治療

#在宅医療医に必要ながん治療に関する知識

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