今回から、またがん各論に少し戻ります。
まず、食道がんについてです。
解剖は
〇下咽頭と胃の間
〇外側は外膜で気管、大動脈、心膜、椎体などに接する
→浸潤しやすい
〇切除には開胸・開腹を要す
→高侵襲、体力の低下が大きい
そして、日本と米国で病態・治療が異なります
日本は
扁平上皮がん
飲酒、喫煙がリスク
米国では
腺がん
Barrett食道(食道胃逆流現象)がリスク
という違いがあります
胃接合部近辺に発生、胃がんと同様に治療
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