在宅診療医 内田賢一 奮闘記

三浦半島の根本である逗子・葉山及び横須賀、神奈川で在宅診療行っています。長らく血管障害を中心として脳外科医として働いてきましたが、自分のキャリア後半戦は自分の大好きな湘南の地の人々が本当に自宅で安心して医療受け過ごせるお手伝いをできたらと考えております。自身の医療への思いや分かりにくい医学の話を分かりやすく科学的根拠に基づき解説して参ります。

がん緩和ケア+在宅医療医に必要ながん治療に関する知識を科学する 42

乳がんの治療は外科的治療+全身療法行いミクロの残存腫瘍及び転移の治療を行います。

具体的にはホルモン療法をホルモン陽性の場合5~10年行います。

閉経前:タモキシフェン(TAM)+/-LH-RHアナログ行い、

閉経後:TAMまたはアロマターゼ阻害薬(AI)行います。

化学療法は再発高リスクの場合

HER2陽性の患者に化学療法+抗HER2療法(トラスツズマブ)をおこないます。