在宅診療医 内田賢一 奮闘記

三浦半島の根本である逗子・葉山及び横須賀、神奈川で在宅診療行っています。長らく血管障害を中心として脳外科医として働いてきましたが、自分のキャリア後半戦は自分の大好きな湘南の地の人々が本当に自宅で安心して医療受け過ごせるお手伝いをできたらと考えております。自身の医療への思いや分かりにくい医学の話を分かりやすく科学的根拠に基づき解説して参ります。

褥瘡を科学する23

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外用薬の使用で注意することは

壊死や感染の兆候が残存している状態で、肉芽形成や上皮化を促す外用薬を使用することは避ける

浸出物が少ない状況で吸水性基剤の外用薬用いると、ますます創面の乾燥が進んで創傷治癒が阻害される

創周囲に発赤生じた場合は、感染などの他に接触性皮膚炎の可能性も考慮する

といことです。

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