在宅診療医 内田賢一 奮闘記

三浦半島の根本である逗子・葉山及び横須賀、神奈川で在宅診療行っています。長らく血管障害を中心として脳外科医として働いてきましたが、自分のキャリア後半戦は自分の大好きな湘南の地の人々が本当に自宅で安心して医療受け過ごせるお手伝いをできたらと考えております。自身の医療への思いや分かりにくい医学の話を分かりやすく科学的根拠に基づき解説して参ります。

慢性難治性疼痛に対する脊髄刺激療法を科学する6

脊髄刺激療法の適応は、慢性疼痛治療ガイドラインから

実行することを強く推奨する疾患は、脊椎手術後症候群、末梢血行障害です。

経験的には中枢性脳卒中後痛(視床痛)、脊椎への転移にて椎体が圧壊し神経根症状など多彩な疾患に効果を実感しております。

とりわけトライアルを1週間程度行い、効果なければ抜去も5分程度で終了します。

自身で記憶に残る症例は、視床出血後の疼痛で歩行もままならない患者さんが、散歩できるようになったと言われ、この治療の可能性を感じた瞬間でした。

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