2023-04-30 がん緩和ケア+在宅医療医に必要ながん治療に関する知識を科学する 27 肺がんの治療の副作用として 〇殺細胞薬には、骨髄抑制による発熱性好中球減少症・感染症があります。一般的な抗がん剤の副作用としてイメージしやいものです。 プラチナタブレット、シスプラチン、タキサンなどが挙げられます。 〇分子標的薬は間質性肺炎が重要であり、自身も経験ありますが、治療中の患者さんで胸水などなく、最初は風邪のような症状から急激に呼吸困難などが生じることあり注意が必要です。ベパシズマブのVEGF class effectは次詳述します。 〇免疫療法としてニボルマブ、ベンブロリズマブは、種々の自己免疫疾患(肝炎、腸炎、皮疹、劇症1型糖尿病、甲状腺炎、下垂体炎、ギランバレー症候群)、間質性肺炎が挙げられます。 〇放射線療法においては、放射線性肺臓炎、組織の線維化・脆弱化をつねに頭にいれておく必要があります。 内田院長 | さくら在宅クリニック (shounan-zaitaku.com) #さくら在宅クリニック #肺癌 #肺がんの治療の副作用 #在宅医療医に必要ながん治療に関する知識 #逗子、葉山、横須賀市、鎌倉市、横浜市の在宅医療 #在宅医療 | さくら在宅クリニック | 逗子市 (shounan-zaitaku.com)