在宅診療医 内田賢一 奮闘記

三浦半島の根本である逗子・葉山及び横須賀、神奈川で在宅診療行っています。長らく血管障害を中心として脳外科医として働いてきましたが、自分のキャリア後半戦は自分の大好きな湘南の地の人々が本当に自宅で安心して医療受け過ごせるお手伝いをできたらと考えております。自身の医療への思いや分かりにくい医学の話を分かりやすく科学的根拠に基づき解説して参ります。

2024-05-07から1日間の記事一覧

高齢者の認知症に関する漢方薬

認知症の行動・心理症状(BPSD)に対して、漢方薬の抑肝散が効くことが知られており、私自身もよく処方しています。 自身の抑肝散処方で忘れられない症例は、頚椎症性脊髄症の患者さんで、手術前日にせん妄状態になった患者さんです。誰もが知る某有名企業の…

鬱滞性皮膚炎・潰瘍を科学する3

足のむくみから考えられる疾患は数多く上記の様に沢山の鑑別疾患があります。 その中でも深部静脈血栓症(DVT)は、深部静脈での血栓形成のために起こる疾患です。 特徴として深部静脈血栓症の3特徴 9割以上は下肢静脈 時に上肢静脈(Paget-Schroetter症候群)、…

認知症とパーキンソン病の関係性

認知症患者さんには、一定程度パーキンソン病に類似した症状見ることが多々ありました。とりわけ、これは外勤(医師は常勤先以外にも外勤として他院でパートタイムで働くことがあります)。この外勤先は、整形外科がメインの地域で信頼されている病院ですが、…