在宅診療医 内田賢一 奮闘記

三浦半島の根本である逗子・葉山及び横須賀、神奈川で在宅診療行っています。長らく血管障害を中心として脳外科医として働いてきましたが、自分のキャリア後半戦は自分の大好きな湘南の地の人々が本当に自宅で安心して医療受け過ごせるお手伝いをできたらと考えております。自身の医療への思いや分かりにくい医学の話を分かりやすく科学的根拠に基づき解説して参ります。

2025-04-23から1日間の記事一覧

パーキンソン様症状と脳幹部脳梗塞――認知症診療から見えてきたこと

認知症を診ていると、ある一定の割合で「パーキンソン病に類似した症状」を呈する患者さんに出会います。私が外勤していた整形外科主体の病院でも、脳外科外来に「ちょっと物忘れが気になる」といった理由で受診された方々の中に、こうした症状を多く認めま…

褥瘡を科学する8~褥瘡ケアの基本:ドレッシング材は「滲出液の量」で選びましょう

褥瘡や慢性創傷のケアにおいて、ドレッシング材(創傷被覆材)の選択はとても重要です。その中でも特に意識したいのが「滲出液(しんしゅつえき)」の量です。 滲出液が多い場合には吸収力の高いドレッシング材、少ない場合には保湿性を重視したタイプが適し…