在宅診療医 内田賢一 奮闘記

三浦半島の根本である逗子・葉山及び横須賀、神奈川で在宅診療行っています。長らく血管障害を中心として脳外科医として働いてきましたが、自分のキャリア後半戦は自分の大好きな湘南の地の人々が本当に自宅で安心して医療受け過ごせるお手伝いをできたらと考えております。自身の医療への思いや分かりにくい医学の話を分かりやすく科学的根拠に基づき解説して参ります。

2025-06-17から1日間の記事一覧

神経障害性がん疼痛へのリドカイン使用という選択肢

~オピオイド抵抗性疼痛に在宅医療でどう向き合うか~ 最近、印象深い症例を経験しました。がんの痛みは一般に「体性痛」「内臓痛」「神経障害性疼痛」の3つに分類されますが、神経障害性疼痛は、腫瘍が神経に浸潤することで生じるため、しばしばモルヒネな…

創傷ケア(スキン テア、褥瘡、下肢潰瘍)を科学する⑨~褥瘡(じょくそう)を防ぐために一番大切なこと

褥瘡(床ずれ)の対策で一番大切なのは、何よりも「予防」です。一度できてしまった褥瘡をケアすることも大切ですが、そもそも**「どうすればできないようにできるか」**を考えることが、患者さんの生活の質(QOL)を守るカギになります。 そのために欠かせ…