在宅診療医 内田賢一 奮闘記

三浦半島の根本である逗子・葉山及び横須賀、神奈川で在宅診療行っています。長らく血管障害を中心として脳外科医として働いてきましたが、自分のキャリア後半戦は自分の大好きな湘南の地の人々が本当に自宅で安心して医療受け過ごせるお手伝いをできたらと考えております。自身の医療への思いや分かりにくい医学の話を分かりやすく科学的根拠に基づき解説して参ります。

2025-07-29から1日間の記事一覧

看護師さんによる在宅医療におけるエコーを科学する⑨~観察部位別のエコー撮影手順と画像保存のポイント

臨床の現場で即役立つ、プローブの当て方・評価の目的をまとめて解説! 5. 観察部位ごとのプローブ操作 ■ 仙骨部(褥瘡の評価) 使用画像:長軸像/短軸像 観察ポイント:皮下脂肪層と仙骨との位置関係、浮腫の有無 目的:褥瘡の深達度評価や予後予測 操作の…

不穏へのアプローチ④ ― 薬物治療の実際と薬剤選択のポイント

「不穏」とは、せん妄や認知症に伴う幻覚・妄想、興奮、暴言・暴力、不眠などの状態を指し、患者さん本人にも周囲にも大きな負担となります。非薬物的アプローチで対応しきれない場合、薬物療法が重要な選択肢となります。 今回は、不穏に対して用いられる代…